2009年09月11日

濃すぎる週末 SPEEDKING編

先週末のことを書いてたらもう今週末に!?だめだなー、まぁ、いろいろやってるんですよ。もうちょっとしたら小出しにします。

さて!先週末(厳密には今週の頭)の話の続きですね。土曜のUPBEAT presents SHUFFLEを終えて、明けて日曜のお昼amate-raxiで開催された「SPEEDKING09」に出演してきました。

このイベントに出演できたということは、今思い返しても夢みたい。

SPEEDKINGというのは、今から大体10年前に日本のサブカルシーンで興っていた「ナードコアムーブメント」の中心になったパーティです。このパーティは、ナードコアという名称を考案したカラテクノのnkzmさんがオーガナイズしていました。現・BUBBLE-Bさんと言えばおわかりでしょうか?
出演していたのは、カラテクノ、レオパルドン、シャープネル、DATゾイドなど当時のそうそうたる面子。
当時14〜15歳だった僕は「極めてドメスティックな感動」をありのままに発信してムーブメントを起こしているこの一風変わったテクノミュージックに瞬く間にハマっていきました。

なんでそこまで大ハマリしたのかというと、当時のテクノシーンの体質(もしかしたらこれは今もダンスミュージックシーンには残っているのかもしれませんが)に違和感を感じていたからです。
当時の日本のテクノシーンの価値観というのは、ユニバーサルテクノゴッドなんて呼ばれていたケンイシイさんに代表されるように、海外で認められて逆輸入されてきたものが「エラい」という風潮がありました。日本におけるテクノは今よりももっとサブカル色が強くて言ってみれば「洋楽を聴けば偉いと思っててエアロスミスとかを聞いてたり、昨日のごっつのギャグをそのままコピーして笑いをとるクラスの人気者」を教室の隅で嘲笑してるようなタイプの人が聴いている音楽だったような気がします。でも、そこでも「逆輸入」ということが大きなセールスポイントとして機能するんであれば、それって前述の「人気者」と何が違うの?と当時の僕は思ったわけです。今考えるとどうでもいいことですね(笑

そこで、極めてドメスティックな嗜好性で作られた国産ダンスミュージックであるナードコアに魅力を感じたと言うわけです。当時はナードコアが特集された雑誌も集めたし、取り上げられたテレビも録画しましたよ。

会場入りするとそこには、10年前に憧れていたあのアーティスト達から台湾を代表するヒップホップグループ、僕なんかより全然年下なのにネットレーベルを主催し、精力的に活動している恐るべき平成生まれ。そして最近一緒にDJしすぎて慣れちゃって恐るべかない平成生まれ(当日疲れてヘロヘロなのにキャッシャーにDJに大活躍だった色彩 笑)が一堂に会していて、もう、何のイベントか分からないけど凄いってことだけは伝わってくる雰囲気にくらくらしました。

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↑今回メインフロアで「コール」を担当する水戸の伝説ことスマイルハンターズのEnjo-Gさん。ばっちりキマってます!

イベントが始まってみると全てのアーティストが超クオリティが高く、2つのフロアをピンポンよろしくいったりきたりしていました。

レポートはPOWER DJsのサイトに詳しく書いてありますので、こちらをチェックしてみてください。

http://shop.plaza.rakuten.co.jp/dj/diary/detail/200909070000/

この日の僕はずばり「思春期の自分を供養するセット!」

前半は、今の僕のパブリックイメージであるハウスセット、そして後半は、SPEEDKINGに憧れていたテクノヘッズだった当時、「こういうプレイがしたいんだけどテクニックが・・・」みたいなことを、10年の時を経て再トライするというテーマでプレイしました。結論から言うと、テクニック追いついてた!!やっぱり人間継続が大事です(笑

niji (Mijk van Dijk for girls remix)からヒプノティストのHOUSE IS MINE、そしてJEFF MILLSのTHE BELLSにトリッキーなカットインやEQ,フェーダー操作を織り交ぜながら繋いでいくのは90年代中ごろのテクニカルなテクノDJのそれで、僕が憧れていたスタイルでありました。

ここら辺の展開で、お客さんががっつりハンズアップしていたのをブースから見て、不覚にも落涙しましたよ。僕は。タイムマシンがあったら当時の思春期真っ只中でノイローゼ気味の自分に「10年後夢がかなうから、頑張れ!」といってあげたいくらいです。

最後はミニマルテクノにドラムのフィルを使って真心ブラザーズの「Dear, Summer Friend」をドロップ。「大人になれば夏は終わるかな なくならない夏はないかな」

ここにあった!

イベント終了後は、皆さんと打ち上げ。

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↑締めもやっぱりEnjo-Gさん!

台湾のコウチョウチンが異様にキレのある志村けんギャグを連発して爆笑の渦をまきおこしていました。

その後、僕とJ-POP DJ界のカリスマ、申し訳ないとのミッツィー申し訳さん、SPEED COREの帝王m1dyさんの三人で、amate-raxi近くのジョナサンにて2次会。

初対面の3人が異様なほどコアなバカ話や音楽話で盛り上がれると言うのも、ひとえにSPEEDKINGの魔力のせいなのかもしれません。

今回のSPEEDKINGの感想で「ナードコアは生きていた」というものをいくつか見かけますが、僕としては、SPEEDKINGはナードコアを越えた新しいステージに進んでいると思います。もしかしたら、今ナードコアをやっている層は置いていかれてしまっているかも。とすら感じるイベントになっていました。

SPEEDKING10に期待しつつ、そして、来年もあのブースに立てることを祈りつつ・・・。

posted by KAZUHIRO ABO / アボカズヒロ at 09:55 | Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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